家具づくりについて
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送り寄せ蟻
(木口を刻んだタイプ)
◎接合部分はほぞ組みや蟻組みなどの組み手を基本としています。
◎テーブルの甲板と足の接合は通し蟻桟(吸い付き蟻桟)や送り寄せ蟻を
使います。
一般に乾燥した木材でも季節により木口方向に0.5〜0.8%ほどの伸縮が
あります。その伸縮(動き)や反りを逃すためにこの方法をとります。
通し蟻桟とは甲板に蟻溝(メス)を木口方向にを貫通させそこに蟻形に切った
足の連結部(オス)を木端からスライディングして入れる方法です。送り寄せ蟻は
飛び飛びに切った蟻桟を飛び飛びに切った蟻溝に落とし込んで平行にスライ
ディングさせる方法です。これらは技術的には非常に高度な技法で製作には
慎重を要する部分です。
ほぞ組み
蟻組み