塗料について

WOOD STUDIO KUZE’Sでは天然の植物オイルを使って塗装をしています。
オイルはドイツのリボス社の物を使っています

リボス社のウッドオイルは原料となる植物は全て無農薬有機栽培で、特に主原料の亜麻の花は食品レベルの安全性を維持し、製造過程において一切の熱処理、薬品処理などもおこなっていません。天然成分100%なのでとても体に優しい塗料で、製作する立場から見てもとても優れた塗料だと思います。
このウッドオイルはウレタン塗装のように木の表面に堅い被膜作ってコーティングするのではなく、木の質感はそのまま残し、木の中に浸透して保護する塗料です。乾性油なので乾いてしまえば染み出てくることはありません。


ウッドオイルで塗装する前に天然の柿渋で染める事もできます。

柿渋はタンニンが主成分の天然の染料です。昔から木や布や紙のどの染料として用いらる他、防腐剤、補強剤、薬と様々な用途で使用されてきました。
何百年という歴史をもつ塗料で人体に無害ということは証明されている他、ホルムアルデヒド等の化学物質を吸着する働きや抗菌作用があります。
塗り始め少し独特なにおいがしますが、2〜3ヶ月ほどで匂いがなくなります。
タンニンが主成分なので、紫外線に当てると色が徐々に濃くなり、色の変化も楽しめると思います。
京都山城産の物を使用しています。


Copyright(c)2008 WOOD STUDIO KUZE'S All rights reserved.